昭和時代から現代にかけて作られ続けている邦楽(ほうがく=日本人が創作した音楽)、
歌謡曲などの現代音楽で踊る日本舞踊は、大衆演劇が好きな方に人気です。
歌謡曲で踊る日本舞踊は、新舞踊(新日本舞踊の略語)や歌謡舞踊とも呼ばれています。
歌の詞章(歌詞)が解りやすく、西洋音楽に馴染んでいる現代人でもリズムが取りやすいため、
初心者でも始めやすく、大衆演劇では歌謡曲による舞踊ショーがいつも上演されています。
歌舞伎を源流とする日本舞踊の世界では、西洋の音楽理論を取り入れた歌謡曲で踊る、
新しい感覚の日本舞踊に関して否定的な意見が多く聞かれる時期もありました。
しかし、時代と共に発展し、移り変わっていく音楽の多様性や人々の嗜好の変化に伴い、現代曲で踊る
日本舞踊も徐々に受け入れられるようになり、現在は日本舞踊の世界を支える1つのジャンルとなりました。
また、演劇性を重視し、舞踊の中にセリフなどを含む歌舞伎舞踊(歌舞伎の要素を強く持つ日本舞踊)よりも
現代曲は曲が短く、テレビやCMなどで何度も耳にしている、馴染みのある曲も多く存在します。
それは、踊る側だけでなく鑑賞する側にとっても敷居が低く感じられ、現代人に広く好まれています。
同時に、舞踊を創作する振付師も、曲に合わせた斬新な演出を取り入れやすく、
和風と洋風をミックスさせた舞踊などを自由に創作しています。
浴衣道具一式 | 浴衣・半幅帯・腰ひもなど。 着付が出来る方は着物でもOKです。 |
舞扇などの小道具 | 必要な道具は随時ご案内します。 入会前の購入は不要です。 |
※浴衣を持っていない場合はレンタルができます(レンタル料 1,000円~/月)