日本舞踊の歴史は歌舞伎(歌舞伎舞踊)に由来します。
歌舞伎は、江戸時代の始め頃に「出雲の阿国(おくに)」という女性が創作した
「歌舞伎踊り」が始まりと言われています。
伝統ある歌舞伎の世界の輝きは今も色褪せる事無く、観客を和風の美意識の中へと誘ってくれます。
文化的価値の高さから、歌舞伎はユネスコ無形文化遺産(世界遺産)にも指定されています。
日本舞踊でも歌舞伎と同じように、自分の身体と小道具を使い、
雨や風、雪などが降る自然の情景や私達の日常の感情、仕草などを音楽に合わせて、表現していきます。
舞踊の演目や衣装・小道具などには、日本人の感性や精神性、美意識が詰め込まれています。
日本には「芸は身を助ける」という言葉があります。
その言葉通り、仕事や学校の勉強以外に特技を身に付けておくと、思いもよらない場面で役立つ事があります。
日本舞踊/新舞踊を習う事は、日本文化に興味がある方や単純に踊る事が好きな方だけでなく、
こんな悩みや願望を持つ方にもオススメです。
こんな悩みや胸に秘めた願望をお持ちなら、
当教室でお稽古を楽しみながら、悩みを解決し、願望を叶える事が可能です♪
日本舞踊/新舞踊のお稽古は、最初は慣れない動きの連続です。
ちょっと戸惑ったり、照れくさく感じる事も沢山あります。
しかし、戸惑いながらでも、少しずつ踊れるようになってくると、自分の意外な一面が見えてきます。
やがて、今までと少し違う自分との出会いが、あなたの心の中に訪れる事でしょう。
見た目は優雅な印象の日本舞踊ですが、基本姿勢は中腰です。
中国の太極拳と同じように常に中腰で動く事が基本で、
スクワットのような足腰の屈伸運動を頻繁に行っています。
さらに、身体の中心軸を常にまっすぐと保つことは、武道やバレエにも共通します。
そのため、見た目以上に体力を消耗し、美容・健康に効果的だと言われています。
踊りのお稽古を始めると、真冬でも身体の内側から汗が出てきます。
また、足腰や体幹、日頃使っていなかった筋肉が鍛えられる事で、
猫背はもちろん、O脚も改善しやすくなります。
猫背が改善するとバストアップ、体幹が鍛えられるとぽっこりお腹が引き締まったウエストに、
O脚が改善すると美脚につながり、身体のラインが変化します。
当教室のお稽古には、講師が柔道整復師・鍼灸師から学んだ医学的な運動理論も取り入れ、
一人一人に合わせた無理の無い指導の為、持病のある方もリハビリを兼ねてお稽古に通っています。
脳科学の研究では「ダンス(舞踊)は、勉強だけではうまく伸びない脳機能を伸ばす効果がある」と、
証明されています。
舞踊を踊っている間、脳は「認識と記憶」を繰り返し、動作の指令を全身に出し続けます。
さらに、視覚や聴覚などのあらゆる神経を集中させる事により、脳機能が活性化するそうです。
ウォーキングなどの単純な運動よりも、日本舞踊などの複雑な動きを繰り返す運動は、
仕事や勉強の集中力を高める事につながり、作業効率が上がると言われています。
脳のリフレッシュを定期的に行う事によりココロが軽くなり、
キレやすさ(衝動的攻撃性)、抑うつ症・うつ病などの、精神疾患の改善にも役立つと言われています。
お稽古では、手足の角度や身体の姿勢を、美しく、かっこよく見えるように
細かな練習を繰り返していきますが、舞踊技術と同様に大切なのが普段の心がけです。
お稽古を通じて、基礎的なマナーを身につけていくことができます。
伝統芸能は奥深い世界。自分の性格の癖は、自分が踊る舞踊にハッキリと反映されます。
礼儀作法が「堅苦しい」という印象につながる事はありますが、
日本文化の全てに共通する作法とは「相手を思いやる心」と「感謝の心」のこと。
慣れない事を実践することは、最初は戸惑うものですが、舞踊の上達と共に、周囲への気遣い、言葉遣いが
自然と身についてきた時、普段の雰囲気もグッと上品になり、凛とした大人の雰囲気に変化しているはずです。
入会時はお稽古場でのマナーや作法は何も知らなくてもOK!
舞踊のお稽古と一緒に講師や先輩から教わることができます。